全国での講演やシンポジウム、そして歯界展望、クインテッセンス、デンタルダイヤモンド、デンタルトリビューン、アポロニア、日本歯科新聞、歯科衛生士、デンタルハイジーンなど数々の歯科情報誌を通じて、王　宝禮先生が歯科医療の活性化に情熱をかける姿に感銘を受けた先生は多いと思います。

王先生は、口腔をひとつの臓器と捉え、口腔疾患に対して検査、診断、投薬といった概念をもとに新しい発想で口腔内科学を提唱されています。今、私達歯科医師はかつて経験したことのない風を受けています。
そんな風の中で王先生の口腔内科的発想は歯科医療界にとって大きな希望や夢を与えてくれます。
王先生は、私達開業医の視線でお考えになられ、語ってくれます。
それには、私達がこれまで学ばなかった歯周病に対する抗菌薬物療法、口腔疾患に対する漢方治療、サプリメントを用いた口腔ケア、禁煙支援治療などであり、王先生が歯科医療の境域を広げ、さらに国民皆健康保険導入に向けて汗を流しておられます。

このようなことから、王先生の教えを受けていこうと、全国の開業医の有志が集まりました。そこで王先生にご相談したところ、本会運営にサポートを頂けることから、日本口腔内科学研究会がここに立ち上がりました。

2008年10月5日
発起人代表　瀧沢　努